『この世でいちばん大事な「カネ」の話』はフリーランサーの教科書でした

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こんにちは、fujinyoです。
「よし!頑張ろう!」と思える本に出会えました。

西原理恵子さんの「この世でいちばん大事な「カネ」の話」です。
西原さんと言えば、僕が最初に思いつくのが「毎日かあさん」。あれ、おもしろいですよ。

この本を読むきっかけになったのは、phaさんの「ニートの歩き方」でした。
その中に、紹介されていたのがこの西原さんの本でした。

全編カネの話かと思いきや…

全5章の構成は以下のようになっています。

  • 第1章 – どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。
  • 第2章 – 自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。
  • 第3章 – ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を見失うことで見えてくるもの。
  • 第4章 – 自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。
  • 第5章 – 外に出ていくこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。

1章は西原さんの壮絶な生い立ちが書かれていて、3章も4章も5章もぜひぜひ読んでおいて欲しいんですが
今回のフリーランスの教科書になるのは、「第2章」なんです。

フリーランサーの教科書

僕もフリーランスとして、仕事をはじめて今月でちょうど半年になります。
基本的には自分でWEBサービスを作ったり、一緒にやりましょうって言ってくれる方と協力してサービスを立ち上げていたりします。

僕はまだまだ、ITで食えてないですし、この半年間失敗続きです。
そういう中で、本書、特に第2章はとても心に響きました。

西原さんは、高校を退学させられ、その後、東京の美大を目指す為に美術専門の予備校に通いはじめます。
しかし、そこで待っていたのは最下位からのスタートでした。

何かをやりはじめたとき、誰もが最初にぶち当たる壁は、自分の実力を知らなきゃいけないってことだと思う。
(中略)
角度と向きを変えると、同じものでもまったくちがうふうに見える。それを冷静に判断できるようになることを、「客観性を持つ」という。
他人と比べて、自分の何がちがっていて、どこがどう足りていないのか。
それがちゃんと自分でもわかっていないと、その先の展開も、あいまいでなりゆきまかせのものになってしまうからね。
どんなことであれ、「客観性を持つ」のは、人がまず自分なりのスタート地点に立つために、とても大切なことだった。
– P66-67

とても、難しい事だけど今の僕にはすごく重要な事。
完全にではないけど、自分と他の人達との差が少しずつ見えはじめてきてる。

見えはじめてきたからこそ、そこからどうするかを考えないといけない。

毎日が不安で不安でしょうがなかった。
(中略)
家にいて、ひとりで布団にくるまってると、悪いヤツがひたひた、ひたひた、やってくるわけ。自分がいちばん嫌いな自分が、「最近、どう?」って話しかけてきて、自問自答がはじまっちゃう。
– P68

これもすごく共感。
夜寝る前とか、ふとした時に、「え、儲かってる?」「もう辞めて、普通に働いたら?」って声が聞こえてきて死にたくなる。

冒頭で、phaさんの話をしたけどphaさんのブログには、ニートを毛嫌いしている人からの批判コメントがある。
以前、@phaさんがテレビに出演された時のブログに、「うんこ製造機」というコメントがあって、それが頭から離れなかった。

最下位なわたしの絵でも、使ってくれるところを探さなくっちゃ。最下位の人間には、最下位の戦い方がある!
– P70

すごく勇気がもらえました。
最下位には最下位の、無名には無名の戦い方がある!

やるぞ!

でも、自分がそれをできるかどうかなんて、やってみないとわからないよね。だから、来る仕事は、わたしは断らなかった。場数を踏んでいるうちに慣れてくるし、自分の得意、不得意だってわかってくる。
(中略)
わたしの場合も、人から「あれ描いて」「これ描いて」って注文されて、断らずにやっているうちに「このあいだのアレ、おもしろかったよ」「こういうのをまたやりましょう」って、ウケるほうに、食べていけるほうに、仕事が寄っていった。そうなると、仕事が次の仕事を呼んで、仕事の道ができていく。
– P87-89

これはすごく耳が痛い話…
でも、チャンスから逃げるとどうなるかわかったから今後は改めていかないといけない。

どこかに、自分にしっくりくる世界がきっとある。
もし、ないとしたら、自分でつくっちゃえばいい。
働くっていうのは、つまり、そういうことでもあるんじゃないかな。
– P96

僕もこの仕事をするきっかけになった方に言われたことがある。
「仕事がなかったら作ればいい」
なければ自分で作る、ITならそれが簡単にできるし、自分はそれができる。

最後に

かなり多く引用させていただきましたが、ほんとはもっとたくさんご紹介したい所があります。
また、フリーランスの教科書と書きましたが、会社員の方にも予備校生だった西原さんと同じように学生の方にも意味のある本だと思います。

ぜひ、一度手にとってみてください。

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